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アメリカがアメリカたる理由!?


アメリカという国の特徴は「1番が好き」という点が挙げられます。

軍事力も世界1位、農業国としても世界1位、そして金融の世界でも世界1位の

1位好きと言えます^^;

もちろん経済的な水準も世界1位の国です。

まあ、モノ作りにかけては日本の方がちょっと優秀かもしれませんけど^^

これらの背景を利用して圧倒的にアメリカ優位で物事を進めたがるちょっと強引な点は

問題としてありますが、悪い点を差し引いてもやはり凄い国と言えます。

そんな中でもポイントとしてあるのは「ドルの輸出において世界1位」だという点です。

どれ位世界の人々がアメリカという国の通貨であるドルを支持しているか・・を

わかりやすく表すと・・・。

世界の人口を100人と仮定すると、100人のうち68人がドルを、

100人のうち11人がユーロ、100人のうち6人が円を持っている


こんな数字になります。

そして、これがアメリカがアメリカたる所以だと私は考えています。

日本はアメリカに沢山の商品を買ってもらっているので、世界第2位の外貨準備を誇る国

なのです。

そして、先日中国がこの外貨準備で日本を抜いて世界1位になりましたが、中国は日本以上に

アメリカに商品を買ってもらっている国。

なのでアメリカの対中貿易赤字が毎回、過去最大になっているワケです。

アメリカという国は新聞やニュースなどを見ていて疑問に思う方も多いと思うのですが、如何なる時も

貿易赤字と垂れ流している国。

日本のお金(円)にしてもそうなのですが、基本的に財務省が印刷機で刷るだけでお金って出来てしまうモノ。

ドルを発行している国、アメリカとしたら印刷機でお金を刷ればいくらでもドルは発行出来るワケです。

アメリカにとって最大の輸出品は「ドル」というお金なのです。

それを世界中に大量に流しているというのが現実です。

でもあんまり大量にドルを印刷するとお金の価値が下がる「インフレ」を引き起こします。

実はそれを調節するのがFRB(米連邦準備理事会)という機関です。

ドルの流れを調節すると言うことは、ある意味で世界中のお金をコントロールしている機関とも言えるくらい

重要な影響力を持つ機関と言えます。

この機関の大きな役目は世界中に流れていってるドルという通貨が結果的にはめぐりめぐってアメリカに

還流する流れを作るコトだと私は思っています。

そうしないと大量の貿易赤字を垂れ流し続けるアメリカ経済は安定しない。

アメリカ経済が安定すると言うことは、ある意味で世界経済が安定することに繋がるのですが、

それには他の国の協力が不可欠。

ドルを大量に持ってくれる人たちの存在です。

今までは実は日本がその大きな役目を担っていたと言えるのですが、最近は中国が仲間入りした・・という

感じ。

世界1位の外貨準備高の中国、そしてそれまでに世界1位の外貨準備高であった日本の役割は特に

大きいと言えます。

最近、中国はアメリカからの「元切り上げ」の圧力をかわす為に、

「外貨準備におけるドルの比率を低くする」なんて発言をよくします。

アメリカは対中貿易赤字の拡大を理由に中国に圧力をかけているわけですが、もし中国がそれを

実行に移せばドルは暴落する可能性を秘めています。

だからこれをアメリカの圧力をかわすための外交のカードに利用しているワケなのですが、

以前の日本も同じような時代がありました。

日本はアメリカの要求に素直に従ったのですが、中国はアメリカに対等に渡り合いたいと思っている

のだと思います。

でも、実際そんなコト、つまり「外貨準備におけるドルの比率を低くする」をしてしまうと、

もちろんアメリカも困りますが、頑張ってモノを輸出して得た中国の外貨も目減りするコトになります。

そしてもちろんアメリカ経済は失速します。

そうなると世界経済の中心であるアメリカの景気が悪くなると、それは世界中に飛び火します。

ブラックマンデーなどの株価暴落が良い見本のようなモノですね。

アメリカの対中貿易赤字が大きいと言うことはイコールで中国の最大のお得意さんがアメリカというコトでも

ありますから、実際にそんなコトは出来ないのです。

先日、中国の胡錦涛・国家主席は「第1四半期GDPは10.2%になった」なんて発言があったばかりですが、

それを下支えしているのもアメリカを中心とした国々あっての事。

ちなみに日本はそういった経緯からずっと以前からドルをずっと保有している国なのです。
(売りたくても売れないのが現状です^^;)

つまり、中国と日本の外貨準備はこれからもどんどん膨れ上がっていくことを意味し、そうなるとますます

アメリカ経済の影響下からは抜けられない・・というコトにも繋がるワケです。

ちょっと細かい話になってしまいますが、前述のFRBという機関はインフレを抑制する為に「利上げ」

つまり、短期金利を上昇させるコトによって抑制しています。(景気のコントロール)

短期金利を上げれば通常長期金利も上昇するのですが、日本や中国など大量にドルを保有する国が黙って

ドルで保有してても仕方ないので、アメリカの国債などで運用しているのでアメリカの長期金利も安定

した不思議な動きになっています。(長期金利が上昇するとアメリカの財政負担が増える。)

ますます切っても切れない関係になっていく・・というワケです。

ある意味、一蓮托生、そしてある意味人質に近いモノがあるかもしれません。

そしていつの時代も「ドル暴落の危機」なんていう見出しの本が出版されますが、中々ドルは暴落しません。

もちろん危うい綱渡り的なところもあるのですが、それにはこんなカラクリがあってそれらも含め、アメリカが

上手にコントロールしている結果とも言えます。

遠い将来の事はわかりませんが、今の段階では上手く行っているシステムなのは確か・・です。

これらのインフレとか金利の話は短期金利日本の量的緩和解除以後のニュースなどでよく流れていますし、

「ゴーゴー!マネースクール!」でもちょっと解説していますので、一応参考までに。。。

                          
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